観ないという選択
先週はブログの更新ができませんでした。
9月から仕事がハードになって、ここ数週間はシビアな状況が続いています。
真剣勝負＆高い集中力が求められていて、ちょっときついのですが、仕事だから当然か、と思って何とか乗り切っています。
そんな感じなので、ジウォンさんのドラマでも観てリラックスしたいなと思っていましたが、今の私には「病院船」は向かないと思い始めました。
だから、KNTVで日本語字幕放送が始まるまで観ないことにしました。
以下、いろいろ書いてしまうので、ネタバレNGの方やしっかり感情移入してご覧になっている方は、読まれない方がいいと思います。
いろいろ書くけど、ジウォンさんの演技にはなんの不満もありません。
いつもながら素晴らしいです。
では、いきます。
こんな記事もあるけれど、ジウォンさんの初の医師役ということで、私の中で自然とハードルが上がってしまっていたんだと思います。いいドラマになって欲しいという期待が大きすぎたのかなぁ。
たとえば、これらの記事に書かれているようなことが、やっぱり気になるんです。
（タイトル右下の丸い地球マーク(?)で日本語訳にできます）
ジウォンさんの演技力が頼みの綱なんだと思わせる状況が、これらの記事からもわかります。ストーリー展開、共演者の演技力など。
ストーリー展開とも関連しているけれど、やっぱり演出に問題があるんじゃないかという気がします。
私が引いてしまったのは、25話の冒頭のシーンと、“聴診器告白”！（←観てないけど）
24話で一区切りついて、さあ終盤戦！と思っていたら、出だしがアレで。
意気揚々と引きあげるシーンには違和感がありすぎました。
“聴診器告白”…観てないけど記事で見たジウォンさんの表情は絶品です。いつものように。
でもね。私には21世紀のドラマとは思えなかった（笑）
思わず「昭和かっ！」と口走ってしまいました。
それと、上記の記事でも指摘されている麻薬密売組織が出てきたこと。
記事では「劇的な状況を演出するため」と言われてしまっています。
そこだけ見れば悪くないけれど（それはジウォンさんの演技力のおかげか）、グヮクヒョンとウンジェを結びつけるために用意されたもののように見えてしまって。
手術に入る前、ウンジェが動揺してグヮクヒョンにもたれかかるシーンがあったけど、ウンジェの人物像まで揺らいでしまうのか？と思わされました。
ウンジェが人々の温かさに触れて変化していくことと、そうした変化によって外科医としてああいうふうに揺れてしまうようになるっていうのは違うと思えたんですよね。
ボスを病院船に連れてくるまでの毅然としたウンジェはどこに行ったのか？
なんだかそういう気持ちで見てしまいました。
共演者の中でも、主演級の２人に対する目は厳しいようです。
でも、イ・ソウォンくんは上手いと思います。
25か26話のウンジェと食事に行ったシーンとかよかった。
この子はきっといい俳優になると思う。
揚げ足取りのコラムでも、彼のことは評価されてましたもん（笑）
これまで素晴らしいケミ力で相手俳優の力を引き出してきたジウォンさんですが、どうもその“神通力”が内科医の彼には通じないようで…。
私には内科医の彼の成長が見えないんです。
台詞がわからないからこそ、演技から伝わるものがよくわかるんだけど。伝わってこないなぁ。
「温かい心を持った医師」っていう設定だけど、「誰よりも思いやりのある人物」というふうには見えない。父親の世話や患者への接し方でそれを表現しているのかな？
ウンジェに対しても、台詞では言ってるんだろうけど、ウンジェが惹かれるほどの優しさをその口ぶり、表情、佇まいからは感じられないなぁ。
あるブログに、彼の演技力が「病院船」の懸念材料に挙げられていたのを見て、そうだったのかと理解しました。
でも、回を重ねるうちにどんどんよくなっていく俳優さんもいるんですよね。
チャンウクくんみたいに。
彼がそうならないのはなぜなんだろうと思わず考えてしまいました。
素晴らしい機会を得ているのに、勿体ないと思わずにはいられません。
ジウォンさんの演技がさらに光るためには、それを受ける彼の成長が不可欠です。
頑張ってくれないかな…。
とまぁ、いろいろ書きましたが、今、自分が仕事で真剣勝負をしているから、内科医役の彼のことが必要以上に引っかかっているのかもしれません。
ジウォンさんの演技はさすがです。素晴らしい。
ウンジェは私の好きなキャラクターベスト3に入るくらいいいです。
だから、しばらく視聴せずに冷却期間を置いて、12月からの日本語字幕放送で「病院船」を楽しもうと思います。
リラックスタイムにはやっぱり「シークレット・ガーデン」かな(^^)
