おひさまに魅せられて

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韓国の女優ハ・ジウォンさんのファンブログです

「病院船」インタビュー


「病院船」のDVDBOX2が発売されたんですね。
 
それに合わせて、ジウォンさんのインタビューがあがっていました。
コチラ
 
(以下、抜粋引用)※太字は私が気になった部分です
 
 
Q.演じられたソン・ウンジェはどのような人物ですか?
 
ハ・ジウォン:私が演じるウンジェは手術にしか興味のない外科医です。普通の人よりも体温が1度低いんじゃないかと思うほど冷淡で、コミュニケーション能力が全くない人物です。そんな彼女が、ある事件をきっかけに病院船に勤務することになり、徐々に人間として成長していきます。
 
 
Q.ウンジェとご自身の似ているところと、似ていないところは?
 
ハ・ジウォン:私は1つのことに集中している時、ウンジェと似た行動をするらしいです。私は集中している時に人に話しかけられると、すごく冷たい態度を取るそうなんです。そんな自覚はなかったのですが、「病院船」を見た家族にそう告白されて驚きました。
 
 
Q.ウンジェは仕事中の顔と、普段のややマヌケな姿にギャップがありますが役作りは難しかったですか?
 
ハ・ジウォン:難しくはなかったです。実は私は極度の方向音痴でして。ウンジェは劇中、よくつまずいたり、道に迷ったりしますよね。あれは私が現場で方向を見失う姿を見て、後付けされた設定です。だからごく自然に演じられました。
 
 
Q.初の医師役でしたが、本作のどこに魅力を感じて出演を決めましたか?
 
ハ・ジウォン温かくて飾り気のないストーリーを求めていた時に「病院船」のシナリオに出会いました。ウンジェという冷淡な人物が、島の人々や病院船の仲間と出会って、徐々に変わっていく姿に感動したんです。彼女の人間くさい部分に引かれたのだと思います。医療ドラマというジャンルに引かれたというよりも、温かい人々の物語の中に、ソン・ウンジェという外科医が存在することが気に入りました。
 
 
Q.巨済(コジェ)島でロケを行った感想は?
 
ハ・ジウォン:私はもともと、自然に癒やされることが好きなんです。巨済島は本当に美しい場所でした。あまりに景色が美しいので、撮影が明け方に終わった時などは、わざわざ日の出を見てから寝床に入っていました。本当に海も空も土までも美しかったですね。ロケの最中も、「次は、いつこんな美しい景色を見られるだろう」と思って景色を目に焼き付けていました。病院船の甲板から見る空と海は最高に美しかったです。
 
 
Q.ジウォンさんは血が苦手だそうですが、どのように克服して撮影に臨んだのですか?
 
ハ・ジウォン:私は血が苦手なんですが、ソン・ウンジェという人物を絶対に演じたいと思ったので、手術シーンに慣れようと、アメリカや日本のドラマやドキュメンタリー番組をたくさん見ました。それによって医師が使う用語や、患者に接する心情、日常の姿を知ることができました。また実際に医師の方々に会って話も伺いました。その他に、手術シーンを撮影する時に驚いた目つきをしないよう、解剖学の本を買って臓器の絵を写したりもしました。手術に慣れた人の目つきを身に付けたくて、手術の動画を見るなどして常に勉強をしていました。血を見るのも苦手だった私が、こんなに楽しく医師役を演じられるとは想像もしませんでした。また医療ドラマに出る機会があれば、ぜひ出演したいです。手術シーンが恋しいです。
 
 
Q.マスクをしながら表情の演技を見せるのは大変だったのでは?
 
ハ・ジウォン:そうですね。顔の大部分を覆った状態で、果たして目だけで演技ができるのかと正直心配でした。だから手術シーンを初めて撮る日はすごく緊張しましたし、とても悩んだので忘れられません。撮影の時は、目から思いが伝わるようにと、心の中でセリフを言い続けていました。アイメークをしない状態で撮影に臨んだおかげで、目の演技がストレートに伝わったように思います。何よりも視聴者の皆さんが好意的に見てくださったので感謝しています。
 
 
Q.ハ・ジウォンさんにとって「病院船」とは?
 
ハ・ジウォン「病院船」に出ることは挑戦でした。そして、次にまた新たな挑戦をする勇気をくれた作品でもあります。正直、最初はウンジェが視聴者に愛されることを期待していませんでした。でも皆さんに愛してもらえて感謝しています。おかげで、次にもっと強烈なキャラクターを演じても、受け入れてもらえるだろうという勇気を持てました。最初は嫌われるかと心配しましたが、皆さんがウンジェに夢中になってくれて、ありがたかったです。
 
 
Q.日本の視聴者にメッセージをお願いします。
 
ハ・ジウォン:「病院船」には笑える部分もありますが、身近に感じられる物語が心に刺さり、毎回感動して泣けるドラマです。「病院船」を見れば心が温まり、自分の隣にいる人の大切さに気づかされるでしょう。今後もいい作品で皆さんにお目にかかりたいと思います。皆さん大好きです。
 
 

 
これは意外だったなぁ。
 
「私も自撮りが苦手」
 
この自撮り動画は完璧!だけどね(^_-)
 
 
 
さてさて、私が気になったことばについてですが、
 
私は集中している時に人に話しかけられると、すごく冷たい態度を取るそうなんです。
これ、わかります。ジウォンさんだけじゃないと思うなぁ。
 
 
わざわざ日の出を見てから寝床に入っていました。
インスタグラムにも日の出を撮った投稿がありましたよね。
あれは早起きしたんだと思っていたけど、眠りに就く前だったのかもしれませんね。
 
 
手術シーンに慣れようと、アメリカや日本のドラマやドキュメンタリー番組をたくさん見ました。
ジウォンさん、日本の医療ドラマも観たんですね。
何だろう?DoctorX?医龍救命病棟24時?コードブルー?(←思いつくのが古いなw)
手術シーンがリアルだと聞いたのは医龍だけど。
韓国にもたくさん医療ドラマがありそうだけど、観られたのは海外のドラマだったんですね。
 
 
手術シーンを撮影する時に驚いた目つきをしないよう、解剖学の本を買って臓器の絵を写したりもしました。
理由がすごい。驚いた目つきをしないように、って。
臓器の絵を見たときにとても上手だったので、ジウォンさんのコピー能力は踊りやアクションだけではないんだなぁと思ったんですが、「ガリレオ」を観たらジウォンさんは絵も上手いということに気づきました(^_^;)
芸術に触れるのが好きなことと、自分でも描けるというのは必ずしも一致しないと思うので、多才なんだなぁと思いました。
 
 
 
そしてこの質問、グッジョブですね。
 
Q.マスクをしながら表情の演技を見せるのは大変だったのでは?
 
ハ・ジウォン:そうですね。顔の大部分を覆った状態で、果たして目だけで演技ができるのかと正直心配でした。だから手術シーンを初めて撮る日はすごく緊張しましたし、とても悩んだので忘れられません。撮影の時は、目から思いが伝わるようにと、心の中でセリフを言い続けていました。アイメークをしない状態で撮影に臨んだおかげで、目の演技がストレートに伝わったように思います。何よりも視聴者の皆さんが好意的に見てくださったので感謝しています。
 
瞳だけで喜怒哀楽を表現できる俳優さんって少ないと思っているんですが、ジウォンさんは間違いなく「瞳で語れる」女優です。
 
そんなジウォンさんでも、「果たして目だけで演技ができるのか」って心配されたというのが、なんともジウォンさんらしいなぁと。
そしてそのために「目から思いが伝わるようにと、心の中でセリフを言い続けていた」というのがまたすごいです。
常にベストを尽くすジウォンさん。素晴らしい。
 
 
 
「次にまた新たな挑戦をする勇気をくれた作品」
「次にもっと強烈なキャラクターを演じても、受け入れてもらえるだろうという勇気を持てました。」
ジウォンさんは常々「挑戦が好き」とおっしゃっていますが、それには単に好奇心だけではなく、決断する勇気も必要なんでしょうね。
 
演じるキャラクターが愛されなくてもいい、という思い。
この人の人生を生きてみたいと思うキャラクターに出会って、見事にその役を生ききるジウォンさんの潔さみたいなものを感じました。
 
そこで興味が湧くのは「次はどんな作品を選ばれるんだろう?」ということ。
 
「プロメテウス」は不発に終わったけど、あの役はある意味今までのジウォンさんの延長線上にあるって感じもしていました。アクションシーンへの期待はあったけど。
 
強烈なキャラクター、単純に悪役はどうだろう?という気がします。
私が思うジウォンさんに演じてほしい役はいくつかあって、その1つが悪女役です。
振り返ってみても、ジウォンさんの悪役って「秘密」くらい?
初期のドラマ「秘密」のジウンは悪役で、圧倒的な存在感があって、主役を完全に“食って”いました。
今のジウォンさんなら、また違った悪女ぶりで魅せてくれそうな気がします。
 
 
とまあ、ジウォンさんのインタビューを見て、いろんなことに思いを馳せていました。
 
ジウォンさんの新たな挑戦。
期待して待ちたいと思います。